中国地方最高峰・国立公園大山(だいせん)の麓、標高300mに構える小さな醸造場。
大山ブルワリーさんは、恵まれた環境を活かし「大山Gビール」や「くめざくら」といった地酒・梅酒を製造されています。
原料へのこだわり1
数百年の年月をかけて湧き出る大山の伏流水
大山の麓、標高300mに構える大山Gビールの工場では、敷地内の地下150mから大山の伏流水を汲み上げ、ビール造りが行われています。
地蔵滝から湧き出る水は、年間を通じて11度に保たれ「平成の名水百選」にも選ばれている名水です。
原料へのこだわり2
地元農家の方とともに復活させた「大麦」
大山Gビールさんは、一度は途絶えたビール用二条大麦「ダイセンゴールド」を復活させ、平成15年の初仕込み以降毎年、この麦を原料とした季節限定ビール「大山ゴールド」を醸造されています。
地元農家の方たちと、大山の麓で大山産麦の栽培を行い地域に根付いたビール造りをされていらっしゃいます。
原料へのこだわり3
フードマイレージ20m! 究極の地産地消 ホップ園
季節限定ビール「ヴァイエンホップ」に使用されるホップの畑は、レストラン兼醸造所のすぐ隣にあります。原料の輸送距離を表す“フードマイレージ”でいえば、なんとたったの20mという究極の地産地消ビールだそう!
ホップは、ビールに欠かせない“苦味”と“香り”に重要な役割を果たすもので、種類によって味わいが全く変わってくるそうです。
原材料へのこだわり4
豊かで良質な水が育む酒米
酒米である「山田錦」は5月に田植え、10月に収穫されています。
一般の日本酒好きの方々と地元農家さん、大山ブルワリーさんが一緒になって酒米作りから酒造りまでを体験し、出来上がったお酒を楽しんでいただくなどの、地域との交流も積極的に展開されているそうです。
また、酒米を副原料に使用したビール造りにも取り組まれており、地元産の酒米「山田錦」で造られた「八郷(やごう)」ビールや「強力」で造られた「強吟(ごうぎん)」ビールは、ともに大山Gビールを代表するブランドとなっています。
大山の恵みを活かしたビール造りを
大山の澄んだ「空気」、清冽で美味しい「水」、豊かな土壌「黒ぼく土」などの自然の恵みを活かし、「ここ大山の地でしか造れない」ビール造りに取り組まれています。
大山ブルワリーの地ビール・地酒を通じて、「大山の恵み」を感じてみてください。
#鳥取 #ビール
大山の恵みを生かしたこだわりの美味しさはもちろんのこと、季節や地域との交流も楽しめる活動をされているからこそ、地元に愛されるお酒を造ることができるんだな、と実感しました。