食の探訪録|のらの舎

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編集長

さんいん キラリ

地元の日吉津村にできた「のらの舎」で初ランチ。

尚建工務店の敷地内にあるモダンな建物が目印のお店。店先に看板が置かれると営業の合図で、開店前からお客さんの行列。

 

扉を開けると、吹き抜けとなった大きなガラス窓から陽光が溢れ、洗練されたスツールがゆったりと配置された空間には心落ち着く音楽が満たす。店内をかもす空気はまさに〝リラックス”。

 

靴を脱いで案内されたカウンター席で玄米おにぎりランチを楽しむ。色とりどりのかわいいらしい玄米おにぎりに具沢山のお味噌汁、おはぎが付いたランチセット。

 
ひとつひとつのおにぎりには店主の気持ちがこもった心と体に染みる味付けで、発酵の力を感じる複雑で奥深いうまみ。

どれもこれもすごくおいしくて、素材説明も忘れてしまうほど、思い出すと今でも食べたくなる。

お客さんの注文ごとに手作りされ、ひとりで接客対応されているので、時間に余裕を持って行かれることをオススメします。

 

またひとつ地元にできたおいしいお店の誕生に、うれしいかぎりだ。

 

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記事を書いたひと

「さんいんキラリ」は山陰の厳選された『食・工芸・人・地』を季刊で紹介する文化情報誌として2004 年に創刊しました。
四季毎にさまざまなテーマで特集される山陰の豊かな自然環境、暮らしのなかで育まれた旨い料理に手仕事の工芸などを紹介し、山陰だけでなく全国の書店で販売されています。37 号から山陽方面まで取材エリアを広げ、山陰山陽の魅力を美しい写真と文章で綴っている情報誌です。