セロリとアサリの塩麹スープ 

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スープ料理家

東條真千子

6月になっても、なんだかずーっと20℃くらいをキープして暑くならないLAです。過ごしやすくてとっても良いのですが、夏好きとしてはそろそろパッと夏らしくなってほしい気もします。

 

さて、暑くないのでまだ冷たいスープの気分ではないのですが、それでもさっぱりあっさりのスープが食べたくなります。今回は日本が誇る超すぐれモノ調味料、塩麹を使った、簡単・煮込まない・時短・スープ。塩麹はLAでも入手できるし、私は自作もしております。十数年前、塩麹が流行ってくれて本当によかった。流行らせて下さった方に心からお礼が言いたい!といつも思います。

 

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材料(4人分)
セロリ…1本
赤玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
アサリ…16粒
だし昆布…10cmを2枚
水…600ml
塩麹…大さじ1
オリーブオイル…小さじ2
白ワイン…大さじ3
ベイリーフ…1枚

 

作り方
*下準備…ガラス瓶などに、だし昆布と水を入れて冷蔵庫で一晩置く。

 

1:セロリは筋を引いて斜め薄切りに、赤玉ねぎは半分に切って薄切りに、にんにくはみじん切りにする。

 

2:鍋にアサリ、白ワイン、ベイリーフを入れてふたをして強火にかけ、アサリの殻が開いたら火を止めて汁ごと別皿に取り出しておく。

 

3:同じ鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で炒め、香りが立ってきたら赤玉ねぎとセロリを入れて中火でさっと炒める。

 

▲セロリ、めっちゃスが入ってるところがアメリカの野菜っぽいですね(笑)。赤玉ねぎはフツーの玉ねぎでもOKです。

 

4:水出しの昆布だしを昆布ごと鍋に入れ、沸騰直前に昆布を取り出す。2のアサリを汁ごと戻して、沸騰したら火を弱め、塩麹で味付けをする。お好みでチリペパーを加えても。

 

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気温が変わらなくても、やっぱり季節は初夏。ファーマーズマーケットには、チェリーやストーンフルーツがわんさか並び始めました。

 

ストーンフルーツというのは、ネクタリンや桃、プラム、アプリコットなどのこと。最初は丸くて石のように固い木の実が、どんどん熟しておいしくなるので、そんな呼ばれ方をするようになったのか?種が石のように固いからなのか?定かではありませんが、カリフォルニアはストーンフルーツの宝庫です。

 

 

まだ少し固いホワイトネクタリンを、サラダに使いました。塩、こしょう、レモン汁、オリーブオイルで和えただけ。BBQでは、半分に切ったネクタリンをグリルで焼いて、お肉と一緒に食べたりするのもポピュラーです。

 

 

みなさんもぜひ、カリフォルニアスタイル、お試しください!

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記事を書いたひと

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スープ料理家

東條真千子

スープ料理家/グラフィックデザイナー
鳥取県生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。食品添加物を使わない商品開発、スープレシピの創作を行う。『東條真千子のやさしい鍋スープ』シリーズは発売から十数年続くヒット商品。