食の探訪録|草の庭

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編集長

さんいん キラリ

一昨日は吉賀町にあるカフェ「草の庭」取材。有機農法を学んでいる店主の娘さんが栽培した有機野菜を使った料理が楽しめる。

 

六日市インターから車で数分、森に囲まれたトタン屋根の古民家が目印。台風直撃が嘘のように店先を流れる水路は驚きの透明度です。リノベされた店内エントランスには、焼菓子やパン、野菜が並び、木漏れ日に包まれた裏庭のテラス席でランチをいただいた。

 

土地のテロワールを感じる蒸かぼちゃやポテトの有機野菜サンド、ジビエ肉にも負けない滋味深い野菜の味わいとクセのない赤身のシシ肉を有機小麦を使ったザクザクッとした天然酵母パンが受けとめて、私を虜にしている至福のサンドウィッチを完食です。

 

前号から参加してくれたカメラマンの村上くん、森に佇む少年のような姿に、新たな風を本誌にもたらせてくれるような予感を感じる光景でした。

 

 

〈さんいんキラリのインスタより〉

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記事を書いたひと

「さんいんキラリ」は山陰の厳選された『食・工芸・人・地』を季刊で紹介する文化情報誌として2004 年に創刊しました。
四季毎にさまざまなテーマで特集される山陰の豊かな自然環境、暮らしのなかで育まれた旨い料理に手仕事の工芸などを紹介し、山陰だけでなく全国の書店で販売されています。37 号から山陽方面まで取材エリアを広げ、山陰山陽の魅力を美しい写真と文章で綴っている情報誌です。