「千代むすび」が創業したのは江戸時代のこと。

「大切なお米から造られた日本酒は、身体と心に安らぎを与え、千代に八千代に人と人の絆を結んでくれる。酒造りなら農家の皆様をはじめ、世の中の人様のお役に立てる」と想った初代は酒蔵をかまえ、日本酒造りに人生を捧げられました。 その志は創業の精神として、歴代の当主により口伝で連綿と受け継がれています。

「本物」「安心」「健康」をテーマとした酒造り

お酒造りの第一は「美味しいこと」。

「ふくよかな味、香り、飲み後はすっきり」を美味しさの基本とされています。

素晴らしい恵まれた山陰の自然が酒蔵となり、地元のしっかりと目の届く「本物で安心」な原料を使用する。

千代むすび酒造さんの願いは、微生物が醸す「発酵食品（日本酒、焼酎、梅酒、醤油、酒粕、甘酒、漬物等々）」を通じて、全世界の人々が「健康」になること。 「ありがとう感謝の心」で、「共に学び、成長し」「お客様満に喜んで頂けるお役に立つ蔵元」を目指しておられます。

地元産のお米で造る

鳥取県産酒造好適米「山田錦」「強力」「五百万石」「玉栄」を主に、農家さんからの直接買い付けも年々増やし、生産者さんとの関係を大切にしておられます。

幻の酒米「強力」の復活をお手伝いし、地元産の酒造好適米にこだわり続けるのは、地域の農業の振興に少しでもお役に立ちたいとの想いがあってとのこと。

さらに、品質を直に目で確かめるため、すべて自家精米をされています。

千代むすびの酒造り

《麹づくり》

基本となるのは麹づくり。蓋麹用床もみ専用室、盛り専用室に分け、出麹室にも湿度・乾燥機を設備されています。

《仕込み》

仕込み水は、人里離れた中国山地のふもと大東町に湧き出る、知る人ぞ知る地元の天然水を使用されています。

仕込み発酵温度は低温管理をされていて、大吟醸は白米600kg仕込み、吟醸は白米800kg仕込みです。

《袋取り》

大吟醸袋取りしずくは、酒を搾るのではなく、滴り落ちる雫だけを集めた、蔵人の渾身の一滴。滴り落ちる一滴一滴にドラマがあるのです。

人と人を永遠にむすぶ美酒

純米酒以上は、風味を保つため全て無濾過です。風味を損なわないよう、丁寧に瓶燗火入れをされています。

また人気上昇中のスパークリング清酒は、瓶内2次発酵で酵母が自然につくり出した泡を用いたもの。

“千代に八千代に幸せを結ぶ”という願いを込めて名づけた、港の銘酒「千代むすび」こだわりの味をお楽しみください。

#鳥取　#日本酒　#手作り