古より崇め奉られ、日本で3番目の国立公園に認定され、長きにわたり豊かな自然環境が守られ続けてきた特別な場所、霊峰・大山。
この特別な場所で大山こむぎプロジェクトは、大山の麓のひとりのパン職人の熱い想いに端を発し、地域に根ざした農家と食の担い手が連携して誕生しました。
ゼロからの小麦栽培
“鳥取県産の小麦でパンを作りたい”という想いから、大山こむぎの生産を始められたのが2010年。
しかし当時の鳥取県内の小麦生産量はゼロ。
試行錯誤を重ねながら、大山周辺の栽培に合った品種を研究されたのだそう。本格的に栽培ができるようになるまでたくさんのご苦労がありました。
安心と安全の追求
30年の空白期間から小麦栽培に取り組み、衰退した小麦栽培を一から復活させた生産農家の皆さんの共通の思い。
それは、「美味しい小麦になれよ」という真摯な思いです。
今までは地元の学校給食用のパンにも使用されるまでになり、日々”安心”を感じていただけるように、“安全”な栽培をこころがけておられます。
消費者、生産者を守りたい
品質管理においても、残留農薬、赤カビ、放射能を厳正にチェックし、安全であることを徹底した小麦づくりをされています。
安全な小麦づくりは消費者の健康を守ることはもちろん、生産者が継続して栽培を続けるための持続性へとつながります。
創る会の人々と共に生産者、そしてその小麦を取り扱う製造者をつなぐ創る会。
創る会のメンバーは、地元の粉(地粉)の“意味・意義”に喜びを感じてくださる共感者であり、原料の素材を活かした商品を作ってくださる大切なパートナーなのだそう。
生産者と直接顔を合わせる場をつくることで、より安心できる食づくりを目指しておられるのです。
#鳥取 #作る人 #育てる人
パンや麺類は私も大好物なので、安心・安全が嬉しいですね。小麦の香ばしい味わいからは、大山の麓を風を切ってドライブした記憶がよみがえるようです!