〈前回の記事はこちら→ 自然が呼んでいる|店舗をもたない小さな花屋① 〉
植物を通じての活動で、暮らしに彩りを添えてくださるTori-ne(トリノネ) 中森恵美(なかもりめぐみ)さん。
今後は、自分の箱(アトリエ)作りに挑戦されたいそうです。
▲この場所が中森さんの秘密基地。とても気持ちの良い場所で、月明かりを眺めて過ごされることも。
その場所は、現在はまだ電気すらない古い納屋。ご自身では秘密基地とも呼んでおられます。
今後、こちらの秘密基地で、どんな作品が生み出されていくかとても楽しみです。
最後に、中森さんが大切にする暮らしへの想いをお伺いしました。
「じぶんを大切に。
じぶんさえ良ければ。
似ているようで全然違います。
ちょっとした心のゆとりが、小さな小さな幸せをたくさん見つけることができると思います。
豊かな時代だから、ほんとうの豊かさに目を向けてほしいと思います。」
小さくて見逃しそうになる野花たちに、ふと目をとめ、愛でて、感謝の気持ちを持つ。
中森さんは、ほんの些細なことのように見えることの中から、小さな幸せを見つける名人のような素敵な方でした。
散歩道のリース作ってみました。(中略)なんてことない道をてくてくてく。
帰り道 コンビニ寄って ごくごく普通の食パンかかえて お洒落なんかじゃなくてもそれだけでスペシャルないちにち。
(中森さんInstagramの投稿より)
ご自身が心地よいと思うことに逆らわず、小さな幸せをたくさん見つけ出す名人のようなTori-ne中森さん。
自分の心に気持ち良いことが本当の豊かさであることに気づかせてくださる、とても素敵な方でした。