トマトの無水スープカレー 

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スープ料理家

東條真千子

LAに戻ってまた日常生活に戻りました。今回の帰省では鳥取だけでなく仕事で日本各地への旅行も長く、なかなか自炊ができなかったのがちょっと辛かったところ。どうも台所仕事は自分の中の大切な日々のルーティンのようです。

 

そんな長旅の中で、いつも食べたいなぁ〜と思っていたのがトマトの無水スープカレー。水もスープストックも使わず、煮込まず、トマトの水分だけで(白ワインは使いますが)作る簡単カレーのレシピをご紹介します。

 

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材料(4人分)
トマト…10個
玉ねぎ(大)…1/2個
にんにく…2片
しょうが…2片
オリーブオイル…大さじ2
白ワイン…60ml
ベイリーフ…1枚
赤唐辛子…1本
カレー粉…大さじ3杯半
クミン…小さじ1
コリアンダー…小さじ1
とんかつソース…大さじ2
醤油…大さじ1
味噌…小さじ2

 

貝割れ大根…適量

 

作り方
1:トマトは乱切り、玉ねぎはスライス、にんにく、しょうがはみじん切りにする。

 

2:鍋にオリーブオイル、にんにく、しょうがを入れて中火で炒め、香りが立ってきたら玉ねぎを加えてよく炒める。

 

▲トマトは皮付きのままザクザクと切ります。

 

3:トマトを入れてさっと炒め、白ワイン、ベイリーフ、赤唐辛子を入れてふたをする。沸騰したら弱火にして10分煮る。

 

▲玉ねぎはしっかり炒めた方が甘味が出ておいしいですが、トマトはよく混ぜ合わせる程度にさっとでOK。

 

4:カレー粉、スパイス、調味料類を入れて混ぜ、さらに5分煮て火を止める。

 

▲トマト感を残したいのと、トマトの水分を飛ばしすぎないように短時間で仕上げます。

 

5:器にご飯と一緒に盛り付け、貝割れ大根(トッピングはお好みで何でも)を散らす。辛いのがお好みの場合はチリフレークやカイエンペパーをふって。

 

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トマトって、本当にびっくりするほどの水分が出て来ます。そのうえ、旨味も酸味も甘味もとろみもあって、エライ野菜だなーとつくづく思います。

 

さて、LAに戻ってきたな〜と思うのがこの風景。

 

▲手前はワタクシの愛車。

 

LAといえばこのパームツリー(椰子の木)と青空でしょうか。どこまでも続く(と錯覚しそうな)道を延々とドライブしたくなります。

 

が、日本から帰って来た直後は要注意!道路は右走行だし運転席は左。ウインカーはハンドルの左に付いているので、よく曲がり角でワイパーを動かすハメになります。

 

おまけにキレイなお花が咲き乱れるこのシーズン、脇見などしないように安全運転を心がけております。

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記事を書いたひと

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スープ料理家

東條真千子

スープ料理家/グラフィックデザイナー
鳥取県生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。食品添加物を使わない商品開発、スープレシピの創作を行う。『東條真千子のやさしい鍋スープ』シリーズは発売から十数年続くヒット商品。