さつまいもの入った豚汁

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スープ料理家

東條真千子

日頃から野菜はかなり摂取している方なので、野菜不足だなぁ〜と思うことはないのですが、それでも無性に食べたくなるのが野菜がどっさり入った豚汁。特にさつまいもの入った豚汁がいきなり恋しくなるのがこの9月です。まだきっと暑い日は続くんですが、気分はちょっと秋の入口。季節の食べ物で体を整えていこうねーという体からのメッセージかもしれません。

 

豚汁は材料が多いほどおいしいので6人分のレシピにしましたが、もちろん半分でも。たくさん作って余ったら、必ず冷蔵庫保存して2〜3日で召し上がってくださいね。

 

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さつまいもの入った豚汁

 

材料(6人分)

 

*下準備(水にだし昆布を漬けておく)
水…1200ml
だし昆布…10cm程度を3〜4枚

 

豚こま切れ肉…100g
大根…5cm分(180g)
にんじん…1本(70g)
さつまいも…1/2本(150g)
しめじ…1パック(100g)
ごぼう…1/2本(100g)
白ねぎ…1本(100g)
油揚げ…1枚
ごま油…小さじ2
味噌…40〜50g(お好みで)

 

▲材料一覧。さつまいもは2cm角くらいに、しめじは石付きを取ってバラします。ごぼうとにんじんとネギは、まるまるに揃えて切りました。

 

作り方

 

*下準備として、水にだし昆布を浸けておく。できれば冷蔵庫で一晩、短くても調理前の1〜2時間。

 

1:材料は全て食べやすい大きさに切る。さつまいもは切ったら水に浸けておく。

 

2:鍋にごま油を入れて強火で熱し、豚こま切れ肉をさっと炒める(鍋底に肉がくっついた場合は、少量の水を加えると離れます)。火が通ったら皿に出しておく。

 

3:同じ鍋に、ごぼう、にんじん、大根の順に入れて炒め、しんなりしてきたらしめじ、水出し昆布だしを昆布ごと入れてフタをする。沸騰直前に昆布を取り出し、弱目の中火にして10分煮る。

 

4:水気を切ったさつまいもと白ねぎを加えて更に10分煮てから豚肉を戻し、弱火にして味噌を溶く。(味噌はお好みの味になる量で)

 

 

▲さつまいもは煮えやすく崩れやすいので時間差で投入します。具だくさん〜!

 

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今回は昆布だしで作りましたが、だしがなくてもこれだけ野菜や豚肉も入っていたら旨味はたっぷり。お好みでお試しください。

 

さて、わたくし先月マグロを釣りに太平洋へ行ってまいりまして、大漁でしたので自慢の証拠写真。

  

▲すごいですよね!15人で34匹釣りました!

 

▲この釣り船で夕方7時頃出航。翌朝5時から釣り開始。

 

▲青空、青い海。空と海は世界中繋がってるんだよな〜と感慨深く…。

 

マグロは余すとこなく、ありがたく私や友人各位へのお腹におさまり、幸福な口福を経験させていただきました。ありがとうございました。大変ごちそうさまでした!

 

▲おまけ。太平洋上で見た日の入り。自然って本当に美しい!

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記事を書いたひと

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スープ料理家

東條真千子

スープ料理家/グラフィックデザイナー
鳥取県生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。食品添加物を使わない商品開発、スープレシピの創作を行う。『東條真千子のやさしい鍋スープ』シリーズは発売から十数年続くヒット商品。