ミニトマトとにんにくの無水スープ

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東條真千子

千葉県の八街(やちまた)というところに、昔からの友人(有機農業の偉い先生なのでそう言ってはおこがましいですが)が経営されているオーガニックファームがあります。今回帰国してすぐ、そちらに寄らせて頂きました。

▲なんとも可愛らしいミニトマト!どんどん赤くなるそうです!

訪問の際はちょうどミニトマトとにんにくの大収穫時期!にんにくは収穫時はもちろん水分がいっぱいで、私たちがキッチンで使うような保存のきくにんにくにするためには、表面を乾燥させなければなりません。でもこの時は、ちゅるっと皮から飛び出す生にんにくを使いました。貴重な体験ですね。

▲これは乾燥後、出荷待ちのニンニクたち

▲採れたてのこの子たちは、選別待ち

旬のミニトマトは、甘味も旨味も水分もたっぷり!そうなったらもう、ミニトマトとにんにくの無水スープを作りましょう!となるわけです。

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ミニトマトとにんにくの無水スープ

材料(5〜6人分)
ミニトマト…80個
にんにく…1/2玉
オリーブオイル…大さじ2
塩…小さじ1/2程度(お好みで)
こしょう…適量

作り方
1:ミニトマトは半分に切る。にんにくはみじん切りにする。

2:鍋ににんにくとオリーブオイルを入れて中火にかけて炒め、香りが立ってきたらミニトマトを入れて炒める。

3:トマトからたっぷりの水分が出てきたら弱火にし、ふたを少しずらして乗せて(吹きこぼれないように)15分ほど煮込む。

▲水を使わなくてもこんなに水分が!トマトってすごいですね〜!

4:塩、こしょうで味をととのえる。

▲そのまま食べても良いですが、この後ハンドミキサーで撹拌するとポタージュに!(仕上がり写真はポタージュにしています。)

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なんせ畑からなので大量のミニトマトでたくさん作りましたが、もちろん半量とか1/3量とかでも作ってみてください。

このスープ、温かくても、冷蔵庫で冷やしてもおいしいです。私は日本のあまりの暑さに、冷たいスープで食べました。

夏の野菜は、水分補給や、体の熱を取る働きがあると言いますが、トマトにはスープが出来るほどの水分が含まれているのがよ〜くわかりますね。これ、ぜひお子さまと一緒に作ってみてください。子どもたち、絶対びっくりしますよ!

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記事を書いたひと

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スープ料理家

東條真千子

スープ料理家/グラフィックデザイナー
鳥取県生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。食品添加物を使わない商品開発、スープレシピの創作を行う。『東條真千子のやさしい鍋スープ』シリーズは発売から十数年続くヒット商品。