皮ごとパンプキンスープ

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スープ料理家

東條真千子

10月末はハロウィン!日本でも最近は仮装する人も多いそうですが、アメリカのハロウィンは大人も子供もワンちゃんも、一家総出で楽しむのが伝統?らしく、初めて見た時は大の大人の熱狂ぶりに唖然としたものでした。

さて、ハロウィンといえば収穫祭の象徴であるパンプキン。日本のカボチャは皮が深緑色なので、普通パンプキンスープは皮を外して作りますね。でもちょっと待った!皮の栄養価は中身の5倍という説もあり、捨ててはもったいないのと、ちょっと緑がかったスープにはなりますが、皮が入ることでカボチャの風味と甘みが引き立つのです。ということで、今日は皮ごと使ったパンプキンスープをご紹介しましょう。

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皮ごとグリーンパンプキンスープ

材料(4人分)
かぼちゃ…500g
バター…15g
チキンブイヨン…400cc
牛乳…200cc
生クリーム…50cc
塩…少々

作り方
1:かぼちゃは種を取り除き適当な大きさの薄切りにする。
 
2:鍋にバターを入れて中火にかけ、かぼちゃを炒める。
 
3:かぼちゃがしんなりしてきたらチキンブイヨンを入れ、ふたをして弱火で20分煮る。
 
4:火を止めてハンドミキサーでなめらかにする。
 
5:弱火にかけ、牛乳、生クリーム、塩を入れてゆっくりかき混ぜながら加熱し、沸騰する直前で火を止める。

※お好みでシナモンパウダーや、生クリーム、マスカルポーネチーズなどをトッピングして。

※自家製の〔チキンブイヨン〕は、こちらでおさらいしましょう! 

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せっかくなので、アメリカのハロウィン直前の様子をレポート。

▲飾り付けをするお家もたくさんあります。この写真は昼間だったのでしぼんでる人形たちもたくさんいましたが、夜になるとこれらに空気やネオンが入って巨大なパンプキンおばけが登場します! 

▲この時期になると必ず出回る大きな生パンプキン。でもこれは飾り用で、くり抜いて顔を作ったり、家の前に並べられたりします。

▲これはファーマーズマーケットに並んだパンプキン。料理に使われる場合は、だいたいがパンプキンスープやパンプキンパイに変身します。

▲通りすがりに突然話しかけられて驚いたw!

コロナ禍の3年間は、お菓子をもらいにご近所を回る仮装した子供たちも見かけず、さみしいハロウィンでしたが、今年はなんだか皆さん気合が入っているご様子。小さなお菓子をたくさん買って準備しておきましょうかね。Happy Halloween!

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東條真千子

スープ料理家/グラフィックデザイナー
鳥取県生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。食品添加物を使わない商品開発、スープレシピの創作を行う。『東條真千子のやさしい鍋スープ』シリーズは発売から十数年続くヒット商品。