食の探訪録|マルドゥーク

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編集長

さんいん キラリ

素材にこだわったイタリアンをナチュラルワインで楽しむ。

そんなコンセプトで人気を博した松江にあるマルドゥークに行ってみた。

 

間口が狭い古民家を改修した店内、奥にテーブル席が一卓あるだけで、細長いカウンターをメインとした空間。

目の前に立つシェフとの会話を楽しみ、料理をつくる手捌きを眺めながらいただく、これこそカウンターイタリアンの醍醐味が味わえるお店。予約していたカウンター席に案内され、早速コース料理をいただいた。

 

先ずはアジを使った清涼感のある前菜から。

キュウリ、大葉、ミョウガの素材を活かした優しい味付けで、白ワインを欲するサラダ。お次のタコと夏野菜のクスクスは、ちょっとしたスパイシー感がクセになる一皿。

 

イカ墨を練り込んだ手打ちのタリオリーニ、魚介の和風出汁をベースにした優しい味付けのパスタ。メインの鹿野地鶏のグリッシーニのころも焼は、クラッカーやナッツのようなサクサクっとした表面と地鶏の食感が絶妙で、赤ワインを欲する一品だ。

 

イタリアンの技法に、地元素材やシェフのセンスをちりばめた創作イタリアン。野菜出汁や魚介出汁を効かせるなど、和の要素も取り入れたコース料理を堪能してきました。

 

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記事を書いたひと

「さんいんキラリ」は山陰の厳選された『食・工芸・人・地』を季刊で紹介する文化情報誌として2004 年に創刊しました。
四季毎にさまざまなテーマで特集される山陰の豊かな自然環境、暮らしのなかで育まれた旨い料理に手仕事の工芸などを紹介し、山陰だけでなく全国の書店で販売されています。37 号から山陽方面まで取材エリアを広げ、山陰山陽の魅力を美しい写真と文章で綴っている情報誌です。