のびやかに、しなやかに暮らすあの人に会いたい。地元に根付き商売する人、
暮らす人、作る人、文化を発信する人たちをご紹介します。

食を通して、自然に寄り添う医食同源

掘割に鯉が泳ぐ城下町、津和野。中心部から離れ、萩方面に抜ける県道13号線を進む。津和野川に沿って手入れされた田圃が続く。すると突然、風格ある明治時代の洋館のような素敵な建物が現れた。前庭に植えられている植物の側に、効能が […]

季節に沿った食や暮らしの学び舎 糧

鳥と共にゆったり過ごす|野鳥撮影②

<前回の記事はこちら→大自然を写真に収める|野鳥撮影①> 普段は出身地の兵庫県・香美町小代区をフィールドに、父が営む造園業にお勤めの小林 諒多(こばやし りょうた)さん。 お仕事の空き時間やお休みの日に、趣味として野鳥の […]

小林 諒多さん

大自然を写真に収める|野鳥撮影①

兵庫県・香美町小代区出身で、現在は隣町の豊岡市在住の小林 諒多(こばやし りょうた)さん。 小林さんのInstagramを覗いてみると、四季折々の広大な自然をバックに野鳥の一瞬を切り取った、目を引く写真が並んでいます。 […]

小林 諒多さん

森の中にある心地よいひとりカフェ

中国山地に囲まれた広島との県境に位置する邑南町、於保知盆地を見下ろす峠を越えて向かうのは「こめじるし」さん。知る人ぞ知る、森の中にある小さなカフェ。木漏れ日に包まれたドライブで聞こえてくるのは小川のせせらぎと鳥の声、窓を […]

器・カフェ こめじるし

ないならつくる。この町で「変な古本屋」であり続けたい|鳥取を旅する④

〈前回の記事はこちら→自分の表現したいことを形づくる。小さな町だからできること|鳥取を旅する③〉 古本の町に愛おしい空間を 森木さんと同年代の女性が、古本と金継ぎの店を吉方町で営んでいると聞き商店街を離れる。住宅街の一角 […]

邯鄲堂 前田 環奈さん

自分の表現したいことを形づくる。小さな町だからできること|鳥取を旅する③

〈前回の記事はこちら→つながりの密度を求めて|鳥取を旅する②〉 町の中で、ひとりを愉しむ時を 丸さんのお気に入りのお店が袋川沿いにあると聞き、アーケードを駅に向かって歩く。若桜橋の袂にある古い黄緑色の建物がめざす場所。細 […]

森の生活者 森木 陽子さん

つながりの密度を求めて|鳥取を旅する②

〈前回の記事はこちら→東京からたどり着いた鳥取の地|鳥取を旅する①〉 丸さんを惹きつけるものは何か。「鳥取は山陰全体でいろいろな年代の人が混ざり、積極的につながり合ってお店づくりやイベントなどの行動を起こしています。しか […]

丸山 伊太朗さん

東京からたどり着いた鳥取の地|鳥取を旅する①

Travel through the old streets ― Tottoriお金儲けはできない。それでも住みたい町丸山伊太朗さん 若桜街道商店街の一角に、一風変わった店がある。1階のカフェは本やリーフレットなどの紙も […]

丸山 伊太朗さん

日常をカラフルに彩る

とある焼き菓子店で、スコーンを乗せたお皿が目に留まった。 絵付け皿と思ってよくよく見ると、練り込み技法でつくられた独特で可愛らしいミモザの絵柄。 聞けば、作家は鹿野在住という。 早速紹介してもらい、鹿野出身の新進の女性陶 […]

作家 田中 ちあきさん

美から伝わる幸福感

陶芸家の森さんが8年前から構えている仕事場は、山根酒造場から約1km。 青谷町の古民家を改装して作陶活動を行う森さん。 自分しかない技法を用いた磁器の美を追求し、繊細な濃淡の青白磁を生み出す。 「青谷町の空と海のグラデー […]

陶芸家 森 和之さん

暮らしを提案する「くらしのビレッジ」

<前回の記事はこちら→進化し続ける出西窯の未来> 昭和59年から始まった「炎の祭り」は2017年に役目を終え、健やかで自分らしい生活スタイルが提案でき、通年で楽しんでもらえるようにと「出西くらしの village」に姿を […]

出西窯代表 多々納 真さん

進化し続ける出西窯の未来

島根県の出西という片田舎に住む若者5人が、まっすぐな情熱で出西窯を創業したのは昭和2年のこと。 終戦後の混乱と虚無感の中で、何も持たない若者たちが選んだ焼き物づくりは生活の手段であった。 精神的支柱となる「民藝」と出会っ […]

出西窯代表 多々納 真さん