半熟卵のアクアコッタ

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スープ料理家

東條真千子

アクアコッタは、イタリア、トスカーナ地方の郷土料理で、水で野菜を煮たスープ。時間が経って固くなってしまったパンを、スープで柔らかくして食べたりもします。生活の知恵が、食文化を作りますね。

 

だしを使わないで野菜を水で煮るだけのスープですが、「野菜だけでこんなにおいしいのね〜」を実感できます。今回は手順写真を撮りましたー!

 

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半熟卵のアクアコッタ

 

材料(3〜4人分)

玉ねぎ…1/2個(150g)
キャベツ…2枚(100g)
にんじん…1/2本(60g)
セロリ…1本(60g)
エリンギ…1本(40g)
ホールトマト(缶)…3玉分(220g)
にんにく…1片
水…350cc(トマト缶の汁と合わせて)
オリーブオイル…大さじ2
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
生バジル(またはドライ)…適量
卵…人数分

*クルトンの材料は作り方に記載。分量は適量。

 

▲材料はこんな感じで切ります。生トマトではなくホールトマト缶を使ってみてください。味が濃くておいしいのと、やっぱり便利です!卵は人数分で。

 

作り方

1:にんにくはみじん切り、キャベツは2cm角、他の生野菜は1cm角に切る。

 

2:鍋ににんにくとオリーブオイルを入れて弱火で炒め、香りが立ってきたら中火にして、玉ねぎ、セロリ、にんじんの順に入れてそれぞれよく炒める。

 

3:野菜がしんなりしてきたら、エリンギ、キャベツを加えて炒め、ホールトマトを手で握り潰して加える。水を入れて沸騰したら弱火にし、ふたをして25分煮る。

 

▲トマトを入れる前の野菜の炒めはしっかりと!これがスープをおいしく作るコツです。

 

4:スープを煮ている間にクルトンを作る。食パンの耳やバゲットに少量のオリーブオイルをまぶして、オーブントースターで焼くだけ!

 

▲これ、時間がある時に作って常備しておくと、スープにもサラダにも使えますし、おやつにポリポリ…も可能。

 

5:バジルのみじん切り、塩、こしょうを加えて一混ぜし、卵をそっと割り入れ、ふたをして卵が好みの固さになるまで加熱する。お好みで粉チーズを振って召し上がれ!

 

▲スープが見えるように卵は1つしか入れませんでしたが、人数分入れてください。これで加熱3分くらい。このあたりで柔らかめの半熟になります。

 

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スープを器に盛るときに、先にクルトン(固いパンでも)、粉チーズを入れてからその上に卵、周りにスープ、という順番で盛り付けると本格的なアクアコッタになります。が、今回はクルトン入れた証拠写真が必要だったため、上にトッピングしました!

 

スープのだしや、素などを使わなくても、本当においしいスープになります。素材の味を舌が覚えると、やさしい味の食事が好きになるんだと思います。

 

 

さて、仕上がり写真の卵の黄身が真っ黄色なのは…半熟卵の白い膜をですね、スプーンでそーーーーーーーーっと端に(黄身と白身の境目に)寄せていくと、こんな感じになるんですね〜!
一度やってみてください。でも失敗して黄身が崩れるかもしれませんので、そこは大博打、運試しでどうぞ!

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記事を書いたひと

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スープ料理家

東條真千子

スープ料理家/グラフィックデザイナー
鳥取県生まれ。アメリカ・ロサンゼルス在住。食品添加物を使わない商品開発、スープレシピの創作を行う。『東條真千子のやさしい鍋スープ』シリーズは発売から十数年続くヒット商品。